化学と生化学の違い

化学と生化学の違い

- 概要 -

化学は自然科学の一分野のことで物質の原子や分子構造などを研究対象にする学問であるが、生化学は生物体の構成する物質を研究する学問である。

- 詳しい解説 -

化学も生化学も自然科学の一分野である。化学はバケガクとも呼ばれ、物質を構成している分野や原子について着目し、物質の構造、生成、反応などについて研究の対象とする学問である。研究している対象によってさらに、有機化学、無機化学、物理化学、応用化学、生物化学などがある。英語でいうとchemistryである。

生化学は生物化学の略で、化学の一分野である。研究の対象は、生物体の構成物質や生物体が体内で行っている化学反応についてである。端的に言えば、生物の生命活動、生命現象を化学的な見地から研究を行う学問である。研究の内容によっては化学寄りであることもあれば、むしろ生物学寄りであることもある。英語でいうとbiochemistryである。

日本の大学において化学(生化学)を研究しようと思うのであれば、理学部のある大学に行くことになる。ただ、理学部がある大学が少ないため、難関である。しかし、理学部がないところであっても、工学部の中に化学科があったり、医療系の学部の中に生化学の講座があったりと構成はさまざまであるため、確認が必要である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。