課題と宿題の違い

課題と宿題の違い

- 概要 -

課題は学校においては勉強の問題をいい、その他の場面では解決が求められる問題を言う。宿題は学校においては家庭に持ち帰る家庭学習のことをいい、その他の場面では、いつまでも解決されていない問題を言う。

- 詳しい解説 -

課題とは、学校などの教育の現場においては、それぞれの勉強の問題のことを言う。学校以外の会社や社会における課題とは、解決が待たれている問題のことをいう。例えば、「交通渋滞が都市化の課題となっている」「コストをかけないで品質を向上させるためには技術継承が課題だ」などのように解決が必要な問題は課題という言葉で表現できる。

宿題とは、学校などの教育現場においては、学校から持ち帰り、家庭で行う家庭学習のことを言う。転じて、社会においては、未解決のままのなっている問題やこれから解決が必要な問題をあえて宿題という言葉で表現することもされる。例えば、「市役所の体質改善はずっと宿題のままだ」「地球温暖化の解決は我々現代人が未来に残してはいけない宿題だ」のようにである。また、「クライアントから、このデザインについては宿題が出た」のように、その場で解決せずに、別の場所に持ち帰って再検討する問題や、日を改めて解決案を提示するものについても宿題という言葉で表現することがある。

課題は解決が必要な問題を表す総称のようなもので、宿題はその中でも特に持ち帰って解決する課題、今後解決が必要な課題のことを言う。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。