願望と夢の違い

願望と夢の違い

- 概要 -

願望とは願い、望むことを意味する。夢とは将来にかなえたいと思っている願いのことである。つまり、夢も願望も何かを願っているということでは同じ意味である。

- 詳しい解説 -

願望とは、その時の通りに願い望むことやその願い、望みのことを言う。

夢とは将来的に叶えたい、実現させたいと思っている願いのことである。何かを願うという意味では、願望も夢も同じものである。ただ、願望は何か具体的な願いがあると時に使われるもので、より指向性の強い願いを言う時が多い。さらに、時間的にも近い将来程度の隔たりをもつ程度の長さで叶えたい願いである。

一方、夢の場合は、夢には「現実とかけ離れている空想」「はかないこと」「実現可能性のない考え」などの意味も持っている語であるだけに、願望よりももう少し空想的な願いのニュアンスがある。また、よく子供に聞く「将来の夢」などの夢がそうであるように、夢の方がその願いがかなう(かなえる)時間がずっと先のことであることが多い。つまり、願望よりも長期的な願いである。
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