企業理念と社是の違い

企業理念と社是の違い

- 概要 -

企業理念はその企業を創設した時に、創業者が託した理念、、想いのことであり、その企業の存在理由でもある。社是とは、その企業の経営方針のことである。

- 詳しい解説 -

企業理念とは、その企業が創立されるときに創業者が持っていた理念や想いをまとめたものであり、なぜその企業があるのか、どうして起業するに至ったか、といった会社の存在意義が込められているものである。

社是は、企業の経営方針のことであり、社員の行動方針の根幹として定められている企業の姿勢である。経営理念と同義としている企業もある。

中には、社是が創業の精神であり、企業理念が経営理念と同義としている企業もあり、それがどちらなのかは企業によって異なる。

明治三年(1870年)に岩崎弥太郎が創業した三菱重工の社是は昭和45年に制定されているが、全部で3項目あり、「顧客第一の信念」「社会の進歩に貢献する」「誠実を旨とする」「世界的視野に立つ」などの文言が盛り込まれている。

有名百貨店の高島屋は、社是ではなく店是として定めており、同店が飛躍するきっかけであった「正札掛け値なし」「顧客の待遇を平等に」「確実なる品を廉価にて販売」などが言われている。ちなみに、グループの経営理念は「いつも、人から」である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。