根性論と精神論の違い

根性論と精神論の違い

- 概要 -

精神論は、人の持つ精神がどんなものにでも打ち勝つことができるという主張のことで、根性論とはその中でも根性のみについていうものである。

- 詳しい解説 -

精神論とは、人間の持つ精神力が、どんなものにも勝って、たとえ物質的な不足であっても精神の力で打ち勝つことができる、とする考え方のことをいう。この主張には論理的な根拠はなく、客観的に証明することはできない。

根性論は、精神論のなかでも根性のみに絞った考え方で、その他のことについては精神論と同じものである。

精神論の例としては、「元気があればなんでもできる」「気合が足りない」「とにかくがんばれ」「根性で乗り切れ」などがある。もちろん、何事に取り組むにも気持ちの持ちようによって人間は力を大きく出すことができるため、精神論が一概に悪であるとは言えない。しかし、時には客観的に見て明らかに困難なことに対しても精神(根性)で何とかしろという場合がある。これは、よく未熟な指導者による部活動などのスポーツの指導に見られ、やみくもに選手を追い詰めるのみで効果的な指導ではない。

また、第二次世界大戦末期、日本国内においても、精神論が大いに流行した。これは物資難に陥っていた日本においては精神論に頼らざるを得なかったという事情もある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。