坐薬と座薬の違い

坐薬と座薬の違い

- 概要 -

座薬も坐薬も同じものを指しており、どちらも肛門または膣に適用される医薬品のことである。一般的には座薬であるが、坐剤という方が専門的である。

- 詳しい解説 -

座薬も坐薬も同じものを指しており、半固形の外用剤で、肛門や膣に挿入して使う医薬品である。座薬は体温によって溶け、その成分が吸収されることによって効果が生じる。通常はカカオ脂またはグリセリンが基剤となり、これに有効成分が添加される。

座薬は一般的に呼ばれる名称であり、より専門的には「坐剤」というのが正解である。これは、座の漢字は本来は「座る場所」を意味しているため、「すわる動作」を意味する坐の漢字が用いられる坐剤の方が本来的な意味を持っているためである。しかし、坐は常用外の漢字であるため、座薬と書かれることが多い。

座薬は経口で服用する薬とは異なり、直腸から薬剤が吸収され、そのまま下大静脈を通じて全身に薬剤が運ばれていく。そのため、全身へのいきわたり方が早い。一方経口薬は、一部は胃から、ほとんどは小腸から吸収されるため、時間がかかる。
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