出港と出航の違い

出港と出航の違い

- 概要 -

出港は船が港を出たり、航空機が空港を出発することを意味しているが、出航は船が航海に出ることを意味している。

- 詳しい解説 -

出港は船が港をでることを意味している。また、航空機が空港から出発することも出港ということがある。広く「港を出る」ことである。反対語は港に入る「入港」である。

出航は船が港を出て航海に出発することを意味している。航空機が空港から出発することも出航ということがある。

ただ、航空機の場合、多くは出発または離陸、到着または着陸と表現することが多く、出航または出港はほとんどの場合船舶について言うものである。

出港にや出航に似た言葉で出帆ということがある。この場合は「帆船」が港を「出る」場合に使われることが多い。さらに、抜錨(ばつびょう)という言葉があり、これは読んで字のごとく、「錨を抜く」つまり錨を抜いて出発することを意味している。

いずれの言葉も、単なる船舶等の出発を意味するが、その他の船舶の出発を意味する言葉とともに、人間の人生において何らかの事柄がスタートするときに使われることもある。例えば、結婚式でのスピーチなどで「二人の結婚生活の船出」と言ったり、成人式において社会への出港」と言ったりする。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。