素直と率直の違い

素直と率直の違い

- 概要 -

素直は飾り気がなく、ひねくれたところがないことを言う。率直とはありのままでつくろったりしていないことを言う。

- 詳しい解説 -

素直とは、性格がまっすぐでひねくれたところがなく、飾り気がない様子のことを言う。また、態度などが穏やかで素朴なことも素直と表現する。

率直とは、ありのままで隠したりするところがないことやそういった様子のことを言う語である。

素直と率直の違いであるが、素直は性格や態度が純真で思ったところがそのまま外に表出されてしまうようなことをいう。心中をそのまま出すことに対して何の疑問も持たないという性質のことである。

一方率直は、同じく思ったことをそのまま外に出す性質のことであるが、素直に比べて、心中をそのまま出すことが時としてよろしくないということを知っているにもかかわらず、敢えてストレートに口に出すような態度のことである。そのため、素直である人はほぼ率直である人であるが、率直である人がすなわち素直であるとは言えない。わざと意図的に率直であるようにふるまう人もいるからである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。