特記事項と備考の違い

特記事項と備考の違い

- 概要 -

特記事項も備考も本文以外のところに書かれることが多いが、特記事項は特に重要なことを書きだしているのに対し、備考は付け足しの情報などを書きだす。

- 詳しい解説 -

特記事項も備考もどちらも文章の中の本文以外のところにまとめて書かれるものである。

特記事項は、特別に記載する事項のことで、特に重要なことや注意が必要なことなどを特別に書き出すことを言う。例えば、何らかの報告書を作成した時に、読み手に重要な事項や一読しただけでは誤解が生じるかもしれないような箇所がある場合に、それらについて報告書の最初または、別紙などを準備して、そこにまとめて記載することがある。それらの項目のことを特記事項という。特記事項として書くことで読み手には注意や警告を喚起することができる。

備考とは、参考のための備えのことである。つまり、本文に対して参考になることなどを別途まとめて記載しているもののことである。例えば、何らかの報告書を作成する場合に、他の書物の内容などを引用した時はその出典については備考に記したり、ある説明についてもう一言付け加えたいが、本文の中に書くほどのことではない場合は備考に記載したりする。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。