針金とワイヤーの違い

針金とワイヤーの違い

- 概要 -

針金とは、金属を細長く伸ばしたもので、糸状になった金属のことである。ワイヤーとは英語のwireからの音訳で、針金やその他の電線などのことを指す。

- 詳しい解説 -

針金とは金属を細長く伸ばす加工をしたもので、糸状の金属である。通常は鉄でできたものであるが、その他の金属のものもある。表面をビニール被膜でコーティングしたものや、紙などで覆ったものもある。針金の太さは「番手」と呼ばれる単位で表されており、番手が大きいほど細くなる。

ワイヤーは英語のwireから音訳された語で、針金と同じもので、同様に金属を細く糸状に加工したもののことである。太さの単位も同じ「番手」を使う。

針金とワイヤーの違いは、主にどのような用途に使われるかによって異なっている。例えば、工事などの建築材料などで使われる場合は針金と呼ぶが、被膜がされていたり装飾が施されているものなど、手芸や雑貨制作で用いられるものはワイヤーと呼ぶことが多い。基本的に素材として使われる場合は針金、製品として使う場合はワイヤーと呼ばれることが多い。

また、ワイヤーは針金以外の電線やケーブル、ロープのことを指すときにも使われる。例えば、通信に使われるケーブル(電線)は通信用のワイヤーと呼ばれたり、登山の用具に使われるロープもワイヤーと呼称したりすることもある。
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