反すると反対するの違い

反すると反対するの違い

- 概要 -

反するは何かのルールや規定に違反していることや違ったことになるということを意味している。反対するは何かの提案や意見に賛成しないということである。

- 詳しい解説 -

反するとは、何かと違った反対のものになることや、ルール、規定や規則などに違反することを言う。例えば「みんなの予想に反して、彼が当選した」は違ったものになるということであり、「あなたの行為はこの学校の規則に反しています」は違反していることを言う。

反対するとは、他の提案や意見などに賛成しない、同意しないということを意味している。反対語は賛成するである。「私は今回の議案には反対する」であれば、議案には同意しないことを意味している。

反するは何かの基準がありそれに背くことを言う。反対するは何かの基準がありそれに賛成しないことを言う。「この規則に反している」であれば、規則が定めている内容には違反していることである、という意味であり、「この規則に反対している」であれば、その規則というルール自体、すなわち規則の存在に反対している、同意しないということである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。