金閣寺には金箔が塗られているが銀閣寺には全く銀箔は塗られていない

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金閣寺には金箔が塗られているが銀閣寺には全く銀箔は塗られていない

世界遺産の金閣寺と銀閣寺。
金閣寺は一目見ただけで金箔が使われていることが分かるが銀閣寺はそうはいかない。

「銀閣寺だから銀が使われてると思うけど・・・、うーん、よくわからないな」と言う人が多い。

金閣寺には確かに金箔が貼られている。しかし銀閣寺には銀箔は全く使われていないのだ

銀閣寺は1482年、室町幕府の8代将軍足利義正が、建造に着手したのだが応仁の乱(1467年)の直後ということもあり、当時の幕府は火の車、つまり大変な財政難だったのだ。

要するに銀箔を塗りたくてもその当時、お金がなかったというわけ。

しかし!
これは1つの説に過ぎない。元々銀箔なんか塗る予定はなかったという説もある。


補足
銀閣寺の正式名称は慈照寺(じしょうじ)
金閣寺の正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)