昼食後に眠くなる理由

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昼食後に眠くなる理由

何故、お昼ご飯を食べた後は眠くなるのだろう。

食欲や睡眠、覚醒をコントロールするオレキシンという物質がある。(あんまり詳しく書くと難しくなるので簡単に解説していく)

お腹が空いて血糖値が下がると食欲をつかさどるオレキシンが出て、「何かを食べたい」という気持ちになる。そしてオレキシン神経が活発になり、覚醒される(眠気がない状態になる←おなかが減っている時は眠くないよね^^)

食事をとってお腹が満たされるとオレキシンの濃度が低下して覚醒された状態がなくなる。つまり覚醒されてないので眠くなるのである。これが昼食後に眠くなる理由だ。でもこれがすべての理由だったら朝食後や夕食後も眠くなるはずなのになぜか昼食後が一番強い睡魔に襲われるよね。

それは体内時計のリズムも関係しているから。朝起きて夜寝るという通常の生活をしている人は夜10時くらいから夜12時くらいにかけて眠くなるけど、それ以外だと昼の2時くらいがもっとも眠くなるメカニズムを私たちは持っているんだ。そのような体内時計が組み込まれているんだね^^

この体内時計とオレキシンの働きが重なって、昼食後は眠くなるんだよ。