一気と一挙の違い

一気と一挙の違い

- 概要 -

一気とは、一息に、一呼吸で休まずに最後までという意味で、一挙とは一度に(一回の動作で)まとめて全て、という意味である。

- 詳しい解説 -

一気とは、一息に、一呼吸で休まずに最後までという意味である。数字で例えるなら、休憩をはさまずに1→2→3〜・・・・→10まで行うというニュアンスになる。1と2は同時には行わないが休む事もなく連続している様である。例文としては「一気に片付ける」「風船を一気に膨らませる」等といった使い方をする。

一挙とは一度に(一回の動作で)まとめて全て、という意味である。一気が連続して1→10へ向かって休まず順番に行われていくのに対し、一挙は同時に1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の全てを行ってしまうイメージである。例文としては、「一挙に怪我人が押し寄せた」「彼の自信は一挙にして崩れ去ってしまった」「一挙にして挽回した」等といった使い方をする。
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