田舎そばとせいろの違い

田舎そばとせいろの違い

- 概要 -

田舎そばとは、そばの外殻を付けたままひいて作ったそば粉で作られたそばの事である。せいろとは、ゆでてせいろに盛り付けたそばの総称である。

- 詳しい解説 -

田舎そばとは、山家そばとも呼ばれ、そばの外殻を付けたままひいて作ったそば粉で作られたそばの事である。外殻の色が残り、通常のそばよりも黒っぽい色の麺になる。また、太さも若干太めになり、香りも強い(高い)といった特徴があり、都会的な白く細長く繊細なそばよりも、無骨で野趣のある田舎そばが好きという人も多い。

せいろとは、ゆでてせいろに盛り付けたそばの総称である。昔そばは今の様に湯でゆでるのではなく、蒸籠で蒸して仕上げ、そのまま提供された為せいろを使わなくなった現代でもその名残でせいろを皿のかわりにして出される事がある。田舎そばとは、更科、藪、砂場といったそばの粉の状態を表すもので、せいろとは、ざる、もりといった器の種類の事なので全く違う。
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