隕石と惑星の違い
- 概要 -
隕石とは、たまたま地球付近まで飛んできた宇宙塵が、地球の大気圏に突入し、燃え尽きずに地上にまで落下したものである。惑星とは、恒星（高温で自ら光を発する天体）の周りを公転する大き目の天体の事である。
- 詳しい解説 -
隕石とは、たまたま地球付近まで飛んできた宇宙塵が、地球の大気圏に突入し、燃え尽きずに地上にまで落下したものである。隕石の元は、宇宙塵や小惑星、もしくはその欠片等で、人工衛星といった人工物は含まない。小惑星は、惑星ほど軌道が安定しない為、他の小惑星と衝突したり、長い時間をかけて軌道が徐々にずれ、地球にやってくると隕石になる。火星や月等、元素の同位体が判明していれば、隕石を調べてデータが一致する事により、火星から来た・月から来た隕石という事が分かる。
惑星とは、恒星（高温で自ら光を発する天体）の周りを公転する大き目の天体の事である。太陽系では、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星が該当し（冥王星は惑星から準惑星に変更された）、惑星よりも小さい物は小惑星と呼ばれる。小惑星は隕石になりうるが、惑星は起動が安定している為、惑星の欠片が隕石となって落ちてくる事はあっても、惑星事態が隕石になる事は考えにくい。
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