失うとなくすの違い

失うとなくすの違い

- 概要 -

失うとは、手元にあったが今は無く、もう二度と手に入る事は無いと考えられる状態の事である。なくすとは、手元にあったが今は無い状態で、探せば見つかる、もしくはまた手に入る可能性がある状態の事である。

- 詳しい解説 -

失うとは、手元にあったが今は無く、もう二度と手に入る事は無いと考えられる状態の事である。なくすとは違って、主に実体の無い気持ちや精神等に対して使われる表現で、「嘘をついていた事がバレてしまい信頼を失った」「気を失う」「理性を失う」といった使い方をする。なくした場合は一時的に手元を離れてはいるものの存在は継続している状態だが、失うの場合は完全に存在が(仮に一時的であったとしても)消失、消滅している状態である。

なくすとは、手元にあったが今は無い状態で、探せば見つかる、もしくはまた手に入る可能性がある状態の事である。主に「物」に対して使われる表現で、「昨日もらったはずのプリントをなくした」「自宅の鍵をなくした」といった使い方をする。

なくすは「失くす」「無くす」の2パターンで使われている場合があり、どちらの意味で使っているかによってニュアンスが変わってくる。
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