永遠と永劫の違い

永遠と永劫の違い

- 概要 -

永遠とは、終わりが無く、いつまでもずっと変わる事すらなく続いて行くという意味である。永劫とは、とてつもなく長い時間、年月という意味だが、永遠とは違って終わりが無いとは限らない事である。

- 詳しい解説 -

永遠とは、終わりが無く、いつまでもずっと変わる事すらなく続いて行くという意味である。時間的にいつまでも・・・という意味を更に超越した、時空を超えたレベル=無時間的、超時限的な意味がある。意味の重さの割に比較的簡単に使われる言葉だが、実際は「いつまでもずっと一緒だよ」という様な軽い気持ちで使うと火傷するレベルの言葉である。ロマンティックであったり良い表現をしたい場合によく用いられる。

永劫とは、とてつもなく長く無限に近い時間、年月という意味だが、永遠とは違って終わりが無いとは限らない表現である。また、永遠の様な時空的な話までは飛ばず、「未来永劫」といった使われ方をする様に、あくまで時間軸を基準とした使い方になる。良い意味で用いられる場合もあるが、言葉の響きのせいか「未来永劫呪われる」「この罪を未来永劫忘れる事は許さない」といったネガティブな方の表現で用いられる事が多い。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。