覚書と協定書の違い

覚書と協定書の違い

- 概要 -

覚書とは、国家間や民間でも使用され、国家同士や企業同士間のやりとりや合意内容等を記録した書面の事である。協定書とは、覚書と同じ意味で名前が違うだけのものである。

- 詳しい解説 -

覚書とは、国家間や民間でも使用され、国家同士や企業同士間のやりとりや合意内容等を記録した書面の事である。その後正式に契約書が作られる場合もあれば、契約書として十分な内容が記載されていればそれで契約書と同じだけの効力を持っているとみなされる。協定書とは、覚書と同じ意味で名前が違うだけのものである。

いずれも簡単に言うと、互いの権利や義務を書面に起こしたものの事で、いわゆる契約書と同じである。ただ、契約書と呼ぶと重く堅苦しくなってしまう為、そこまでの重たい内容でないものや、契約書の内容を追加したもの等であれば、この様な名前が付けられる事がある。

覚書は、個人の備忘録的な意味でも使われる言葉の為、契約書や協定書といった格式ばった名前の書面より軽いイメージが持たれやすい。その印象を利用して、大切な契約内容の表題を覚書として、重大な契約に合意させられるといった問題も起きている。契約を記した書面の表題により重みが変化する事は無いので、惑わされてはいけない。
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