解離と乖離の違い

解離と乖離の違い

- 概要 -

解離とは、解けて離れていく事である。主に分子がより小さな分子へとわかれていくことや、原子、イオンに分かれていく事を指す。乖離とは、そむいて離れるという離反的な離れ方の事である。

- 詳しい解説 -

解離とは、解けて離れていく事である。主に分子がより小さな分子へとわかれていくことや、原子、イオンに分かれていく事を指す。元々複数のものが集まって一つのものを形成していたのが、部分ごとに離れていく事を表している。科学的なものから、精神的なものに対しても使われる用語である。乖離とは違って、どの方向に離れていくかという概念は無い。

乖離とは、そむいて離れるという離反的な離れ方の事である。解離とは違って、ただ離れていくというだけではなく、元とは反対方向に離れていくという特徴がある。「現実とは乖離した机上の空論だ」「理想と現実の乖離」「民意から激しく乖離した政治」という様に、もの元となるものとの距離感やズレといったベクトルの違いを表現する際によく用いられる言葉である。
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