仮通夜と本通夜の違い
- 概要 -
仮通夜とは、亡くなった日の夜に近親者だけで行う通夜の事で、本通夜とは、お葬式の前日の夜に行う通夜の事である。
- 詳しい解説 -
仮通夜とは、亡くなった日の夜に近親者だけで行う通夜の事である。通常自宅で行うものだが、近年は死後霊安室等に安置される事が増えた為、あまり行われなくなってきている。一般の弔問は基本的には受け付けず（故人ととても親しかった人は参列する事もある）、お坊さんを読んで経を読んでもらう。何らかの事情でお葬式まで日が空いてしまう場合に、通夜を２回行う訳にはいかない為、仮とされている。
本通夜とは、お葬式の前日の夜に行う通夜の事である。仮通夜とは違い、親族以外も参列する。本来は身内のみで行われるものであったが、告別式よりも都合が付きやすい為、本通夜に参列する人が増えてきて現在のスタイルになっている。行う内容は仮通夜と変わらない。
昔は通夜に喪服で行くのは「待ってました！」という意味があり失礼にあたると言われていたが、現在は昔とは違ってわざわざ用意しなくても家のタンスに常時吊ってある為、そこまで気にする事は無い。気になる場合は地味な黒っぽいカジュアルではない平服が良いとされる。
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