企業価値と時価総額の違い

企業価値と時価総額の違い

- 概要 -

企業価値とは、事業価値+非事業価値の合計で算出される、企業全体の価値の事である。鑑定方法が様々である為、鑑定する人によってかなり結果が違ってくる。時価総額とは、企業買収の目安となる企業の値段の様なもので、株価に発行済株式の総数を乗じて計算される。

- 詳しい解説 -

企業価値とは、事業価値+非事業価値(ゴルフ会員権や絵画等の芸術品、遊休地等といった事業とは直接関係の無い資産)の合計で算出される、企業全体の価値の事である。事業価値は、資産(負債も含める)やブランド、人材、事業の将来性、技術、安定性、成長力等から定義される。鑑定方法が様々である為、鑑定する人によってかなり結果が違ってくる。

時価総額とは、企業買収の目安となる企業の値段の様なもので、株価に発行済株式の総数を乗じて計算される。もしくは、「企業価値」から「有利子負債額(企業が利子をつけて返済しなければならない額)」を引いた額として算出される場合もある。定義が明確な為、「企業価値」とは違い、誰が鑑定しても同じ額になる、とても分かりやすいもの。時価総額が高いという事は、会社としての規模が大きく、資金調達能力も高いという事を意味する。

ものすごくざっくり言うと、企業価値が物の品質や価値の高さで、時価総額がそのお値段といったイメージである。
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