強化ガラスと硬質ガラスの違い

強化ガラスと硬質ガラスの違い

- 概要 -

強化ガラスとは、一般的なガラスの約3〜5倍程の強度を持つ、割れにくいガラスの事である。硬質ガラスとは、軟化点が高く、温度変化に強いガラスの事である。

- 詳しい解説 -

強化ガラスとは、一般的なガラスの約3〜5倍程の強度を持つ、割れにくいガラスの事である。表面に圧縮ひずみを作り、強度が増しているが、反面ガラスが張りつめた状態になっている為、割れる時は全面が粉々に砕け散ってしまうという特徴を持つ。防犯面ではあまり良い事ではないが、鋭利な部分が出ない分、割れた破片で怪我しにくい為、安全性は高い。学校やデパート、高層ビル等でよく用いられている。

硬質ガラスとは、軟化点が高く、温度変化に強いガラスの事である。名前からすると「硬度が高く割れにくい」印象を持ってしまうが、そうではなく、温度変化に強く、耐薬品性を持つのが特徴。その為、ビーカーやフラスコといった理化学機器等によく用いられている。割れた時は普通のガラスの様に割れる為、強化ガラスとは違って危険である。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。