採択と締結の違い

採択と締結の違い

- 概要 -

採択とは、会議等の場で、様々な意見等の中から最終的に選ばれ、採用されたもの、つまり出された結果の事である。締結とは、主に契約や条約などを結ぶ事である。

- 詳しい解説 -

採択とは、会議等の場で、様々な意見等の中から最終的に選ばれ、採用されたもの、つまり出された結果の事である。単に会議の中で多数決等をとり、「この会議の中ではこの意見でまとまった」という結果であり、締結とは違って、それを全員が守る様、拘束する力があるものではない。条約の場合、効力を発揮する為には、その後締結へと進まなければならない。

締結とは、主に契約や条約などを結ぶ事である。条約の場合は国の代表者が書面に署名を行い、その条約を守る意思(条約に拘束される意思)を一旦示すもの。通常はその後、自国に持ち帰って「批准(代表者だけでなく、国としてその条約を締結するという最終決断)」を経て正式に条約が結ばれる。署名を行うまでの事を指す場合と、書名後に批准をする所まで含の締結行為を含めて「締結」とする場合もある。

通常国家間条約は、@採択→A締結→B批准→C発行を経て正式に結ばれ、その効力を発揮(条約内容を発動)する。
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