削除と抹消の違い

削除と抹消の違い

- 概要 -

削除とは、文章等の一部分を削って除く事である。データの場合は、目には見えない(インデックスには出ない)様になるだけで、データ自体は残っており、データ復旧が可能。抹消とは、文章や名簿の一部分を塗りつぶして消したり、消し除く事である。データの場合はデータ復旧不可能にする事を指す。

- 詳しい解説 -

削除とは、文章等の一部分を削って除く事である。データの場合は、目には見えない(ファイルの位置情報を消す)様になるだけで、データ自体は残っており、データ復旧ソフトを使用すれば、データを復旧させる事が可能な処理方法となる。復旧させられると困る場合は、専用ソフトで抹消(正確には別のデータを上書き)するか、ハードディスクを物理的に破壊する必要がある。

抹消とは、文章や名簿の一部分を塗りつぶして消したり、消し除く事である。削除と同じ様な意味だが、スポーツ選手等の「登録抹消」というイメージもあり、少し厳しく嫌な印象を与える言い方。データの場合はデータ復旧ソフトを使用しても復旧不可能な状態(対象ファイルを上書きしてしまう)にする事を指す。物理的に破壊する以外では、専用のソフトやツールを使うか、業者に依頼する事になる。
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