砂礫と礫の違い

砂礫と礫の違い

- 概要 -

砂礫(されき・しゃれき)とは、粒の径が2mm以下で、かつ10分の1mm以上の岩石のかけらの事である。礫(れき)とは、粒の径が2mm以上ある岩石等の破片の事である。

- 詳しい解説 -

砂礫(されき・しゃれき)とは、粒の径が2mm以下で、かつ10分の1mm以上の岩石のかけらの事である。「礫」よりも小さいかけらの集まりで、砂や小石がまじった状態のもので、単純に「砂」と呼ばれる事が多い。地質学用語の砕屑物の中(砕屑物粒度区分)には「砂礫」という分類は無い。

礫(れき)とは、粒の径が2mm以上ある岩石等の破片の事である。つまり、砂礫よりも大きいもの。地質学用語の砕屑物の中で一番大きさの大きい分類になる。大きさによって、「巨礫、大石礫、中礫、細礫」に分類され、角ばった物は「角礫」、丸みのあるものは「円礫」とする。海なら陸地の近くに、川であれば上流付近で多くみられるものである。

どちらも元々は大きかった岩石が、雨風にさらされたり川の流れ等で削られ、砕けたものである。
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