重心と中央の違い

重心と中央の違い

- 概要 -

重心とは、その点で支えれば傾くことなく安定する位置の事で、中央とは空間の真ん中、もしくは組織等の中で重要な役目をもつ場所という意味である。

- 詳しい解説 -

重心とは、その点で支えれば傾くことなく全体が安定する(全体を支える事が出来る)位置の事である。例えば三角形だと、3つの中線(頂点と対辺の中点を結んだ直線の事)が交わる1点が重心となる。おきあがりこぼしや、やじろべえ等は重心の仕組みを利用して作られたものである。データの重心といえば、平均値の事になる。

中央とは空間の真ん中、もしくは組織等の中で重要な役目をもつ場所という意味である。位置として正確に「真ん中」を指すものというよりは、正確にはかった訳ではないが、だいたい真ん中あたり、という意味で使われる事が多い。重心はかならず中央であるとは限らない。また、データの中央(中央値)といえば、一番該当するものが多いボリュームゾーンの事を指す。
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