重症と重度の違い

重症と重度の違い

- 概要 -

重症とは、重い病気や、病気の症状がとても重いという意味だが、怪我についても用いられたり、比喩表現として、程度がはなはだしいものを指す事もある。重度とは、病気や障害等の程度が重い事で、火傷の具合を表すのにも用いられる。

- 詳しい解説 -

重症とは、重い病気や、病気の「症状」がとても重いという意味である。怪我の程度についても用いられ、比喩表現として、「彼のギャンブルへの執着心は重症レベルだよ」等、程度がはなはだしいものを表現するのに用いる事もある。対義語は症状が軽い事を意味する「軽症」。「重度」とは違い、あくまで重い症状が出る事を意味するもので、病気や障害の程度を表すものではない。

重度とは、病気や障害等の「程度」が重い事で、火傷の程度を表すのにも用いられる。対義語は、程度が軽い事を意味する「軽度」。「重症」とは違い、病気そのもの(種類)の重さや症状の酷さを指すのではなく、病気の進み具合(程度)や、障害のレベルが重いという意味である。例えば同じうつ病であっても、時々外出は可能なレベル(軽度)と、布団から一切出られず好きな事も一切出来ないレベルがあり、後者の方が快癒させるのが難しい重度のうつ病という事になる。「重症」は、「自殺しようとする」「薬に依存する」等の重い症状が出る事を指し、そういった重い症状が出る病気は重度であるとされる。
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