少々と少量の違い

少々と少量の違い

- 概要 -

少々とは、数量や程度が「少しばかり」という意味である。少量とは、少しの数量の事で、「小量」と書く場合もある。

- 詳しい解説 -

少々とは、数量や程度が「少しばかり」という意味である。「ちょっと」とも同じ意味だが、「少々」の方が丁寧な言い方の為、目上の人と話す場合にも使用する事が出来る。例えば「少々お待ちくださいませ」といった使い方をする。その他「塩、胡椒少々」という様に料理のレシピ説明で用いられたり、「茶道を少々(習ってました)」という様に、謙遜する時に用いる場合もある。反対語は「多々」である。ちなみに少々とは一体どれ位の量の事を指すのかというと、料理の場合は主に塩を入れる場合に用いられ、人差し指と親指の2本で軽くつまんだ程度が目安となっている。

少量とは、少しの数量や分量の事で、「小量」と書く場合もある。あくまで分量のある「物」に対して用いられるもので、「少々」の様に程度を表す事には使用出来ない点が違う。反対語は「大量」「多量」である。「少量でも凄く汚れを落とす洗剤」といった使い方をする。料理の場合は、塩等の場合は人差し指と親指と中指の3本で軽くつまんだ程度が目安となっている。
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