全てと総ての違い

全てと総ての違い

- 概要 -

全てとは、ある物事の全部、すべて、みんな、何も残さずことごとく、という意味である。総てとは、「全て」と同じく、ある物事の全部という意味だが、まとめてひとくくりにするイメージがある。

- 詳しい解説 -

全てとは、ある物事の全部、すべて、みんな、何も残さずことごとく、という意味である。「すべて」という表現の中で、この「全て」が最も一般的でよく用いられる。「私の知っている事は全てお話しました」「全ての人がこの事件について心を痛めている事でしょう」「全ての材料を混ぜ合わせて焼くだけ」といった使い方をする。

総てとは、「全て」と同じく、ある物事の全部という意味だが、様々なものを束ねてまとめ上げ、ひとくくりにするイメージがある為、使いどころは適切に選ばないと違和感がある。異種な物もまとめて、ここまでまとめるのかというところまでまとめられてしまった、という意味を強調したい場合はこちらを用いるとイメージが読者に伝わりやすくなる事もある。また、「全て」が完璧に全部!というイメージであるのに対し、総ては、「ほぼすべて」のイメージがある。

どの漢字を使うべきか迷ったら、「全て」の方を使っておけば特に指摘される事も無い為、安全である。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。