大体とほぼの違い

大体とほぼの違い

- 概要 -

大体とは、全部とまでは言わないが、「全部に近い位には」という意味や、「もとはといえば」「そもそも」の様に、総じてという意味も持つ。ほぼとは、大体と同じく全部とまでは言わないが、「全部にかなり近い位には」という意味で、「大体」よりもその状態に近い。

- 詳しい解説 -

大体とは、全部とまでは言わないが、「全部に近い位には」という意味や、「もとはといえば」「そもそも」という、意味も持つ。おおまかに見積もった場合に用いる言い方で、「大体出来た」「大体そんな感じ」「言いたい事は大体分かった」「大体お前があんな悪さをしたのが原因だろ」といった使い方をする。

ほぼとは、大体と同じく全部とまでは言わないが、「全部にかなり近い位には、完全に近い状態にある」という意味で、「大体」よりもその状態に近い。「森のほぼ中央に位置する小屋」「このオブジェはほぼ完成している」「ほぼ同じ量注がれたジュース」といった使い方をする。「大体」とは違い、日常的というよりは、ビジネスの場等で用いられる言い方である。更に意味を強めた「ほぼほぼ」として使われる事もあるが、こちらはあまり使用されず、「ほどほど」と聞き間違えられたり、誤解を招きやすい。
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