軟膏とワセリンの違い

軟膏とワセリンの違い

- 概要 -

軟膏とは、ワセリンやグリセリン等の基剤に、医薬品を混ぜた外用薬の事で、ワセリンとは重油を精製して得た保湿効果のある物質の事である。

- 詳しい解説 -

軟膏とは、外傷や皮膚病の治療の為に塗る外用薬の事である。ワセリンやグリセリン、ろう、脂肪油等を基剤として、各種医薬品を混ぜ込んだ半固型の塗り薬で、親水軟膏と油性軟膏がある。ステロイドや抗生物質、抗ヒスタミン剤が入っている物等があり、目的や使用者に合わせて、配合される医薬品の種類や配合量が変えたり、元から配合されている物を使い分ける。

ワセリンとは、重油を精製する事によって得られる個体炭化水素を主成分とするもので、白色ワセリンと黄色ワセリンがある、無味無臭でゼリー状の物質の事である。軟膏や化粧品の基剤として用いられる他、工業で減摩剤や防錆剤としても用いられている。ワセリン自体には保湿効果は期待出来るものの、ケガや湿疹の状態回復や殺菌効果等は無い。
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