防腐剤と保存料の違い
- 概要 -
防腐剤とは、微生物の発育や増殖を抑える事によって、製品が腐るのを防ぐ効果のある薬剤の事で、保存料とはカビや酵母、細菌の増殖を抑える食品添加物の事である。
- 詳しい解説 -
防腐剤とは、微生物の発育や増殖を抑える事によって、製品が腐敗したり発酵する事を防ぐ効果のある薬剤の事である。必ずしも殺菌作用があるとは限らない。「保存料」とは違い、酸化や劣化を防ぐものでは無い。食品以外にも、医薬品や化粧品用、工業用の防腐剤がある。食品の場合は使用出来る種類と量が規定されている。パラベン、フェノキシエタノール、安息香酸等がある。
保存料とはカビや酵母、細菌の増殖を抑え、変質や腐敗を防ぐ為に入れられる食品添加物の事である。殺菌作用は無い。主に加工食品に使われ、生鮮食品に使われる事は無い。ソルビン酸、安息香酸ナトリウム、プロピオン酸等がある。
防腐剤や保存料のリスクに関しては、調べればいくらでも怖い情報を見る事が出来る。
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