愛と友情の違い

愛と友情の違い

- 概要 -

愛は人対人に限らず広く対象に対して人間が抱く慈しみの感情だが、友情はその対象が友人に限定されている。

- 詳しい解説 -

友情は友人に対して抱く慈しみや親近感、親愛の情であり、友人を大切に思う気持ちのことをいう。気持ちの向けられる対象は友人のみに限定される。

一方愛の向けられる対象は友人に限らず、親子兄弟や異性、そして人間に限らず芸術や国家などの抽象的な対象も含まれる。愛はそれらに対して人間が抱く感情のこという。いずれの場合も対象を慈しみ、かわいがり、愛しいと思う、かけがえのないものとして大切にしたいという気持ちをいう。

愛はキリスト教では「アガペー(agape)」と呼ばれ神が人類に対して表す無条件な絶対愛のことを指し、他者を自らと同じものとして愛することが至上の行為と称賛される。一方仏教では人や物事に対する執着のことを愛と呼び、自我の現れや物事へのとらわれとして、仏教が最終的に目指すところの解脱を妨げるものとしてむしろ捨てるべきものとされている。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。