青虫と砂虫の違い

青虫と砂虫の違い

- 概要 -

一般的に青虫はチョウなどの幼虫のことであるが、釣り用語としては青虫は青イソメのこと、砂虫はイソゴカイのことをいう。青イソメの方が長い。

- 詳しい解説 -

砂虫は標準和名がイソゴカイ。環形動物門多毛綱遊在目ゴカイ科の海産動物で体長10cm程度のひも状の生物をいう。他にもジャリメ、スナイソメ、石ゴカイなどとも呼ばれる。暖流海域の砂の中にすんでいて、釣り餌などによく使われる。日本国内でも養殖されているが近年では中国などで養殖された安価なものも多く出回っている。

青虫は一般的にはチョウやガなどの幼虫で体毛が長くない緑色をしたものを指すが、釣り餌としての青イソメのことを青虫とも呼ぶ。

以下は青イソメの解説である。青イソメは多毛綱イソメ科の海産動物で体長15cm程度のひも状の生物をいう。砂虫よりも太く長さも長い。現在では価格も砂虫よりも手ごろであることや魚の食いつきがよいこと、餌の持ちもよいことなどから一番ポピュラーな釣り餌として広く使用されている。、

釣りの際には釣りたい対象魚によって両者を使い分けるが、青虫がカレイやスズキなど対象が広く万能餌といっても差し支えないが、砂虫は青虫に比べ細く短いため、口の小さな魚を釣りたい場合などに限定される傾向にある。
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