アトランダムとランダムの違い

アトランダムとランダムの違い

- 概要 -

アトランダムもランダムも英語からきている語で、順不同ででたらめの、や手当たり次第という意味である。アトランダムの方が英語の熟語から、ランダムは単語からきている。

- 詳しい解説 -

アトランダムもランダムも英語からきている語で、両方とも日本語においては、手あたり次第で、でたらめの、順不同のという意味である。

アトランダムは英語のat random=ランダムに、という熟語からきている。ランダムはアトランダムの後半のrandomという単語からきている。

単語としてのランダムは、限定用法の形容詞で、はっきりとした目的がなく、無計画なでたらめ、や手あたり次第のという意味を持っている。これに前置詞atがつくことで、at randomアトランダムになる。

熟語としてのアトランダムは、意味は単語の時と同じで手当たり次第に、でたらめにというものであるが、使い方としては名詞的またh副詞的になる。例えば、choose at randomであれば、でたらめに選択する、出たとこ勝負という意味になる。

日本語として使われる場合は、手あたり次第という意味よりもむしろ、順不同で、無作為に、という意味で使われることが多い。
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