アトリエとスタジオの違い

アトリエとスタジオの違い

- 概要 -

どちらも画家や彫刻家、写真家などの芸術家が創作活動を行う場所を示しているが、アトリエはフランス語由来、スタジオは英語が由来である。

- 詳しい解説 -

アトリエもスタジオも主に画家や彫刻家、陶芸家などの芸術家が創作活動を専門に行う場所で工房や作業場を示している。両者の違いはアトリエ(atelier)がフランス語由来で、スタジオ(studio)が英語由来ということになる。

アトリエはルネサンス期やバロック期には能力の高い師匠を中心に、教えを請いに来た多くの弟子たちで構成されるアーティスト集団でもあり、規模の大きい作品を作り際には師匠と弟子または有力な弟子たちにより共同で作品の制作にあたった。

スタジオは上記の芸術家の創作活動の場であることに加えて、主にテレビや映画などの映像作品を撮影する場所も表している。特にテレビなどの業界関係者の間ではスタジオの略称として○○スタと縮めて言われることもあり、例えば舞浜スタジオであればマイスタと呼ばれることも多い。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。