亜熱帯と温帯の違い

亜熱帯と温帯の違い

- 概要 -

どちらも気候区分のひとつで、温帯は熱帯と寒帯の間の温暖な地帯、亜熱帯は熱帯と温帯の間の全般的に乾燥している地帯である。

- 詳しい解説 -

地理学などで使われる気候区分である温帯や熱帯という区分はドイツの気候学者W.P.ケッペン(1846〜1940)が最初に考案した気候型であり、区別の仕方はその地域の気温と降水量に基づいて行われる。

暑い地方から順に、熱帯、乾燥帯、温帯、亜寒帯(冷帯)、寒帯となっており、年中高温が続き、降水量が年間を通じて多いのが特徴の熱帯、降水量の少ない乾燥帯、年間の気温差が比較的少なく温暖なところが温帯、年間の気温差が大きく特に冬が寒冷な亜寒帯、年中寒冷な寒帯と大まかに分けられる。

実は亜熱帯はケッペンの気候区分にはその名称がない。それは亜熱帯には厳密な意味での地理的な定義がないためで、学者によってその定義は異なっている。ただ、共通するのはおおむね温帯と熱帯の中間地帯にあたる緯度にして20〜30度の地帯をいい、夏には高温になるが冬には著しい低温がなく、全般的に乾燥している地域を指す。代表的な場所はサハラ砂漠や地中海地域などである。

日本の大部分は温帯で年間の気温差は比較的大きく、平均して降水量があるため、温帯の中でも温暖湿潤気候であるが、北海道は冬期間の低温や降水量が比較的少ないため冷帯湿潤気候と分類される。
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