お手製と自家製の違い

お手製と自家製の違い

- 概要 -

お手製とは、手作りであること、自分で作ったものであることをいう。自家製とは、自分の家で作ったものであることを言う。

- 詳しい解説 -

お手製とは、自分で作ることや自分で作ったもののことを言う。自らの手で作ったという意味である。

一方、自家製とは、自分の家で作ったという意味である。どこからか買ってきたものではなく、家で作ったものということを言っている。また、レストランや食堂などにも「自家製」があるが、これはその店舗で作っているもので、他から仕入れたものではないということである。

お手製と自家製であるが、この両者が同じ意味になることが多い。ある人が自宅で菓子を作って友人にプレゼントしたとしたらそれは、その人の「お手製の菓子」であり「自家製の菓子」といえる。しかし、もしその菓子を作った人が友人の母である場合は、その人の「お手製の菓子」ではないが、「自家製の菓子」となる。

使用方法では、「お手製」は自分で作ったものという意味であるが、実際に自分の作ったものには使うことは少ない。通常は自分の作ったものには謙遜するのが普通であるため、手作りと称することが多い。周囲の人が「あれは○○さんのお手製だよ」のように丁寧語として用いられる。自家製にはこのような区別はない。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。