落し物と忘れ物の違い

落し物と忘れ物の違い

- 概要 -

落し物は気づかないうちになくしてしまった物、忘れ物は持ってくるべきものをうっかりしておいて来てしまった物をいう。

- 詳しい解説 -

落し物は自分で気づかないうちに落としてしまったものそのもののことを言う。また自分の物でなくとも落ちていたものを言う。法律上は占有者の意思によらずに所持を離れてしまったものをいい、遺失物という。

忘れ物はうっかりして、持ってくるべきのものを置いてきてしまったもののことを言う。

落し物は元々自分が身に付けていた(持っていた)ものをどこかでなくしてしまったものの事であるが、忘れ物は身に付けていた(持っていた)ものでなくとも置き忘れであれば忘れ物となる。そのため、落し物というと大抵の場合、外出先や旅行先など自宅や自分の会社などの自分の領域を離れたときに起きるものである。

忘れ物は本来持ってくるべきだったものを忘れたときに起きるため、物は自宅や会社、立ち寄り先など元あった場所に変わらずそのままあり続けるものであり、その物がどこにあるかという点は本人はちゃんと覚えている。しかし、落し物は本人が気づかないうちに離れているため、どこにあるのかという点はまったくわからないという違いもある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。