回虫と条虫の違い

回虫と条虫の違い

- 概要 -

回虫は線状で細長く、大きくとも体調40センチメートル程度だが、条虫は扁平で節にわかれており、長いものでは数メートルにもなる。

- 詳しい解説 -

回虫は袋状動物線虫綱の寄生虫の総称で寄生主は人間である。細長い形をしており、雄で20センチ前後、雌で30センチ前後の長さがある。寄生虫として知られるアニサキスも回虫の仲間である。

条虫は体がテープのように平たく、英語名はtape worm。長さは長く、10メートルの長さになるものもいる。体には節があり、種類によっては数千個の節がある。条虫は別名サナダムシとも呼ばれるが、これは真田紐に形態が似ていることからである。

以前は日本人の多くが寄生虫に感染しており、回虫の寄生率は60%前後であったという。原因は野菜の栽培などにおいて下肥を使う習慣があったことで感染の循環が起こっていたり、環境が不衛生であったことなどである。戦後、水洗トイレの普及や化学肥料の導入、衛生観念の改善などにより寄生虫に完成している人の割合は1%以下となった。しかし、世界的に見ればまだ多くの国で寄生虫の感染は起こっている。
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