歌詞と詩の違い

歌詞と詩の違い

- 概要 -

歌詞は歌に伴って使われる言葉のことを言う。詩は、文学のひとつで、言葉の韻によりリズムを持ったり、一定の形式があるものなどがあるが、いずれも人の内心や自然への感動などを表現したものである。

- 詳しい解説 -

詩は文学の様式のひとつで、人の心の感情や思想、自然物への賛美などを一定のリズムや形式などで表したものである。定型詩と自由詩に大別され、定型詩は韻律、字数、押韻などに決まりがある物、自由詩はそれがないものである。詩歌(しいか)という時には詩は漢詩のこと、歌は和歌のことを意味している。

歌詞は歌に合わせて歌われる言葉のことをいう。歌は歌謡曲やオペラなどジャンルを問わず、歌に伴うものであれば歌詞と呼ばれる。歌詞は歌がない言葉だけの状態で見れば上記の詩のうち、自由詩(または定型詩)の形式であることが多く、「詩」に節をつけて歌った場合、その「詩」は「歌詞」となる。

詩を作る人は詩人として文学者であり芸術家であるとされるが、歌詞を作る人は作詞家と呼ばれる。詩人は多くの場合、作「詩」が職業でありつつも、創作活動として扱われるため、芸術家としての一つの称号のように扱われる。一方、作詞家は、歌詞を作ることを職業としており、それだけで生活している人もいる。そして、その場合の作詞は経済活動の側面が強い。

しかし、作詞された歌詞であっても芸術性が高く、詩集として出版されたり、作詞家であっても近年ではボブ・ディランのようにその文学性の高さからノーベル文学賞を受賞した例もある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。