季節と時期の違い

季節と時期の違い

- 概要 -

季節は天候や気温などに応じて一年を分けたときのそれぞれの期間をいう。時期は同じく区切られた期間をいうが、天候などとは関係がない。

- 詳しい解説 -

季節とは一年のうちで、その時の天候や気温、降雨状況などに応じて区切った期間のことをいう。日本は春・夏・秋・冬の四つの季節がある。これは日本のほとんどが温暖湿潤気候に属するためである。他の気候帯においては乾季と雨季に分かれるところもある。

時期とはある区切られた期間のことを言う。何かのイベントや物事を行う期間であったり、それらを始めるタイミングのことも意味する。

季節は日本においては四季を表し、時期は期間やタイミングのことを言うが、使用されるシチュエーションなどによっては両者の意味が同一となることもある。例えば、「桜の時期」といえば桜の咲く期間のことを言い、「桜の季節」と言い換えてもよい。「台風の季節」といえば台風がよく来る季節の事だが、その場合独立した季節があるわけではなく単に「台風の来る時期」であるという意味である。このように両者の意味が重なる場合は入れ替えても意味上に大きな違いは出ない。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。