共和国と連邦の違い

共和国と連邦の違い

- 概要 -

共和国は共和制をとっている国家のことをいい、連邦は複数の国または国の中の州が結合して一つの国家を形成しているものをいう。

- 詳しい解説 -

共和国とは共和制をとっている国家のことを言う。共和制とは主権が国民にあり、君主(国王など)が存在しない国のことをいう。共和制では直接または間接に選ばれた国家元首(大統領など)や複数の代表者によって統治される政治形態で、国民が主権を持つ、国家が国民に所有されている状態にある。

連邦とは複数の州や国が、単一の主権のもとに結合し、一つの国家として形成されたもののことを言う。それぞれの州や国は独自に自治権を有し、内政に関してはそれぞれの法律の下で運営され、その権限は連邦の憲法にて保障される。ただ、外交や軍事といった他国との接点があるものに関しては、連邦が一国家としてこれを行う。代表的なところとしては、アメリカ、スイス、ドイツなどがある。

共和国は一つの国家であるが、連邦は複数の国家のようなカタマリが集まって出来上がったものである。連邦の中のそれぞれの州が共和制をとっている場合は、外交権がない共和国の集まりと考えてもよい。
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