献金と賄賂の違い

献金と賄賂の違い

- 概要 -

献金はある目的をもって金銭を献上することをいう。賄賂は同じく金銭を献上することを意味しているが、目的は自分の便宜になることを見越してするもので、不正なものをいう。

- 詳しい解説 -

献金はある目的があり、その役に立ててもらうように金銭を献上すること、またはその金銭自体を献金という。政治献金や教会における献金、地域行事への献金などがある。

賄賂は、自分の利益になることを見返りとして期待して送る金銭のことをいう。別名袖の下。献金との大きな違いは不正な目的があることと、その金銭を送ることが法律によって禁止されている違法行為であることである。

日本においては、公務員がその地位や職権を利用して授受される金銭などは賄賂として禁止されている。金銭だけでなく、人の欲求や需要を満足させるようなものも禁止の対象となっており、例えば飲食の提供や旅行、観劇、役職の付与なども含まれる。社交儀礼の範囲にとどまると解釈されるものは賄賂には含まず、旅行の土産、訪問の手土産、お中元、お歳暮などは賄賂とはならない。

賄賂は受け取った側だけでなく、送った側も罰せられる。いわゆる汚職事件である。ただし、民間人が受け取るものは刑事罰には問えない。
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