公共職業安定所とハローワークの違い

公共職業安定所とハローワークの違い

- 概要 -

公共職業安定所もハローワークも同じものを指している。ハローワークは公共職業安定所の通称として1990年より用いられることとなった。

- 詳しい解説 -

公共職業安定所とは、国の行政機関のひとつで、職業安定法に基づいて設置されている。その業務内容は、失業者に対して職業紹介、職業指導を行うこと、雇用保険の受給等がある。通称としては職安と呼ばれていた。

1980年代ごろより、職業安定所は失業者が通所する場所であることから、重苦しく暗い印象が持たれることが多く、特に若者に受けが悪かった。そのため、その印象を脱しようということで職安の通称を変えるべく公募にて新しい通称が募集された。それにより1990年(平成2年)に使用が開始されたのがハローワークという通称である。

カタカナで記載する横文字のため、英語のように見られがちだが、英語の「こんにちは」を意味するHelloと「仕事」を意味するworkを合わせた日本独自の言葉である。

現在、ハローワークを本家として、子供を持つ母親を対象としたマザーズハローワークや若者を対象としたヤングハローワークなどがある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。