交感神経と副交感神経の違い

交感神経と副交感神経の違い

- 概要 -

交感神経も副交感神経も自律神経を支配する神経系のことだが、交感神経は活発に運動するときに働くもので、副交感神経は、体を落ち着かせリラックスするときに働くものをいう。

- 詳しい解説 -

人体には自分で意図的に動かすことができない神経があり、これを自律神経という。この自律神経を支配しているのが交感神経と副交感神経である。

交感神経は人体を活発に運動させるとき、すなわち興奮状態にさせたい時に働く神経系で、血圧を上昇させ、心臓の鼓動を活発にし、瞳孔を大きく開かせ、気管支を拡張させるなどの働きをする。これは、人間が敵と戦う時、外敵から逃れるときに必要な働きで、アドレナリンやノルアドレナリンが神経伝達物質として作用している時である。

一方副交感神経は、アセチルコリンが神経伝達物質であり、こちらは交感神経とは真逆のリラックスしている時、食事をしている時、睡眠時に働くものである。そのため、胃酸が分泌されたり、腸の動きが活発になったり、心臓機能が抑制されたりする。すなわち、安静にして気持ちを落ち着かせたり、食事をとったりするときに働くものである。

この二つの交感神経のバランスが崩れると、自律神経失調症となり、安静にしたいときに動悸がしたり発汗したりといった逆の働きが出てしまうことになる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。