小売と物販の違い

小売と物販の違い

- 概要 -

小売りとは、卸売業者から買ったものを消費者に売ることを言う。物販とは、物品販売の省略形で、形のあるものを販売することを言う。

- 詳しい解説 -

小売りとは、卸売業者から商品を仕入れて、それを消費者に売ることを言う。一般消費者が買い物をしている店のほとんどは小売からである。小売りの中には直接生産者や工場から買い付けて販売しているところもあるが、重要なのは仕入れ先ではなく、売りつけている先、つまり顧客が最終消費者であるということである。もし、業者に売るのであればそれは卸売りである。

物販とは、物品販売の省略形である。物品、つまり、実際に形あるものとして触ることができる商品を販売することを意味している。例えば、音楽ダウンロードであれば、それは目に見えず、手に触れないデータを売っているものであるから、物品販売にはならない。もし、そのデータがCDに録音されて、それを売ったのであれば、CDは触ることのできる物品であるから、物販になる。

マッサージや散髪、ヨガのインストラクターなどのサービス業は触るものを販売していないので、物販でもないし、仕入れたものを売るわけでもないので小売りでもない。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。