使者と代理人の違い

使者と代理人の違い

- 概要 -

使者は本人の依頼を受けて特定の用事を命令通りに行うものを言い、代理人は本人の代理として用事を行うが本人の代わりに意思決定なども行う。

- 詳しい解説 -

使者とは本人からの依頼をうけて、特定の用事を本人の代わりにすることを言う。使者がしたことも本人がしたのと同じようにとらえることができる。しかし、使者は特定のことを命令を受けた通りにすることができるだけであり、それ以上のことは行えない。ただの「お使い」である。

代理人は本人の委任をうけて、本人の代理をする人のことをいう。代理人が行ったことは本人が行ったこととみなすことができ、法律的な効力も変わりがない。また、代理人は使者とは異なり、本人に代わって意思決定を行うことができる。つまり、代理人は使者よりもその権限の範囲が幅広い。

代理人は本人に代わり意思決定を行うことができるが、もし、代理人が本人が意図していたものとは異なる意思決定をしたときには、相手方には本人の意思は推察することもできないため、代理人が表示したものが本人の意思として扱われることとなる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。