生姜焼きとポークジンジャーの違い

生姜焼きとポークジンジャーの違い

- 概要 -

生姜焼きもポークジンジャーもどちらもショウガの汁をつかったタレで焼いた肉の料理のことを言う。ポークジンジャーは和製英語である。

- 詳しい解説 -

生姜焼きもポークジンジャーもどちらも同じ料理のことを言う。

生姜焼きは豚肉、たまねぎを主な具材として作る。豚肉はどんな肉でもよいが基本的に薄切り、できればバラ肉の薄切りが良い。作成手順はまず、豚肉に片栗粉をまぶす。たまねぎは5mmくらいの薄切りにする。フライパンを熱し、豚肉を焼く。軽く色が変わったら玉ねぎを入れて炒める。玉ねぎがしんなりしてきたらタレをいれて炒める。タレは、すりおろしたショウガ、同量の日本酒、みりん、しょうゆである。軽いとろみがでれば完成である。片栗粉は小麦粉でもよい。また、バラ肉を使う時には肉自体から油がでてくるのでフライパンに最初に敷いておく油は必要ないか、入れても少量で良い。

手軽にできることや、風味がよいことなどから家庭でも人気のメニューである。家庭や定食屋などで作る場合は豚の生姜焼きと呼ばれることが多いが、洋食屋などのレストランで提供される場合はなぜかポークジンジャーと呼称されることが多い。横文字であるため、洋風であるイメージを出すためと思われる。しかし、ポークジンジャーという語は実は和製英語であり、正しい英語ではginger fried porkである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。